Final E2000 は本当にスゴいのか?

Final E2000 オーディオ

各所で高い評価を得ている E2000 というイヤホン。

国内ブランドの Final が生み出した本機を実際に購入したのでレビューします。

公式サイトによると

強調した音域を作らないことで、クリアな音質を実現しています。

とのことなので、実力の程を確かめていきたいと思います。

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E2000 プレビュー

R2000 付属品
⬆付属品はシリコンイヤーピース(5サイズ)、イヤーフック、ポーチ。

 

E2000

人によっては、デザインがダサいと感じる人も多そうです。正直なところ、自分も最初はそうでした。

E2000ケーブル
⬆ケーブルには結束バンドが。地味だが嬉しいポイント。

ちなみに写真では分かりづらいですが、安いイヤホンにありがちな、こすれるようなゴム風ケーブルではなく、滑らかで肌触りのよい質感のケーブルとなっており、絡みづらい。

タッチノイズが抑えられている点も好印象。

 

E2000 ハウジング

着脱の際はケーブルではなく本体を持つようにと、説明書に書かれてました。
ケーブルを引っ張ると断線するので、気をつけたいですね。

耳掛けができるぞ!

イヤーフックが付属しており、ケーブルに装着することで、俗に言う Shure掛け ができる!
これにより、服などに擦れる際のタッチノイズがほぼ無くなり、快適に音楽を楽しめるようになります。

E2000 イヤーフック
E2000イヤーフック

音質をチェック!

価格・コスパ
5

2018年3月時点では、それ以前と変わらず4,300円程度。
コスパ良好。性能は十分で満足度が高い。
アンダー5,000円台の新基準とも言える。
アラウンド5,000で購入を検討している人なら、迷わずコレでも良い。
デザイン
5

無駄のないシンプルなデザイン。
筐体が少々持ちづらく、ケーブルと本体の接続部も強固とは言えないので断線に注意する必要あり→付属のイヤーフックを使う場合は多少改善される
ケーブルの質はこだわりを感じる。
音漏れは多少あるが気になるレベルではない。
イヤーフックが付属しているのは良心的。
快適さ
5

コンセプトどおり特徴的な帯域がなくクリアだが、
独特の温かみがある。
聴き疲れしづらい感じはあるが、人によっては中音域に不足感、違和感があるかも。

新しいイヤホンの第一印象ってだいたい、それまで使っていたイヤホンで耳が慣れているせいで「うーん..」という感じで始まることが多いんですが、

このイヤホンは最初から「なるほど、これはすごい」という感想です。

各所で称賛されているのが納得できるような、音のバランスを感じます。

ただし、いわゆる“フラット’’とは何かが違います

全体的にはクリアな方ですが、独特の丸み、温かみがあり、
それなりにシャープな音の輪郭を保ちつつも、全体はとてもマイルドな感じ。

低音はしっかり出ており、不足感は全くなくて、うるさくもない。

様々なジャンルに無難に対応できるバランス感。
音量を上げても、崩壊することはない。

全体がマイルドな反面、鮮やかさはそれほど無いので、ボーカルものはそれほど得意では無い印象。
ただ、全体的に安定しているので、ネガティブな印象は全くないですね。

音質面で、目立った欠点は特に感じないです。

エージングに関する記事でも書いた通り、公式サイトによると

概ね150~200時間程度、通常の使い方をして頂けましたら、繊細さが増し、本来の設計意図の音質になります。

とのことなので、ある程度使い込んでいった際に、耳の慣れだけでなく本機側にも変化が現れてくるのかもしれないですね。

E3000 との比較

一応、価格的には上位機種となる E3000 との違いが気になっている人もいるでしょう。

E3000

各所のレビューだと、

  • E2000の方が面白い音
  • E3000の方がオーディオ的で E2000はモニターライクな音
  • E3000の方が低音が良い
  • E2000の方が低音が良い

など、人によって言っていることが真逆だったりするので、違う人が書いたレビューを比べるのはあまり意味がないかも…。
できれば、同じ人が書いた比較レビューを探してください。

僕は現状だと E3000 を持っていないので徹底的に聴き比べることはできないですが、
家電店で試聴した限りでは決定的な違いといえる部分は感じませんでした。

E3000のほうが明らかに上位な音であるということも特に感じません。音の方向性は確かに違うのですが。

E2000の方がメリハリがあって元気なサウンドだとは思いますので、ロック、ポップス、アニソン、EDMなどでは E2000 が丁度よいのではないかと思いました。

総評

公式サイトで説明されている内容に沿って体感を語るなら、

“特定の音域を強調しない”
➡ そのように感じる。

“クリアな音質を実現”
➡ 確かにクリアと言える部類。

“高域にわずかに特徴を持たせたことで、ボーカルを近くに感じる”
➡ あまり実感はない。

“ライブ会場の最前列で聴いているかのようなサウンド”
➡ うーん… さすがにそこまでは感じない。

“低域は引き締まっていて、全体的にキレがある”
➡ おおむね、そのように感じる。

“POPSやROCKに加えて、EDMとの相性が良く、シャープで臨場感のある音をお楽しみいただけます”
➡ よく分かる。ここで言う「シャープ」の概念が曖昧だが、音がぼやけずに輪郭が保たれているという意味なら同意できる。解像度が高いという意味だと、微妙。臨場感は確かある。

といった感じ。

間違いなく、コスパは高い方だといえます。
価格以上の働きをしてくれます。迷ったらコレでいいです。

アンダー5,000円機の新しいスタンダードを築いた名機です。

公式サイトでは以下のようにも書かれていました。

一聴したときのアピールよりも、長く使うほどに良さを感じる「定番」と呼ばれることを目指した、音楽を楽しく響かせる音質を追求した製品です。

購入するか迷っている人は、とりあえず試してみて欲しい一品ですね。

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