イヤーピースが外れない問題
先日購入した Shure の SE215 イヤホン。
気分転換で標準搭載のイヤーピース(イヤーチップ)から他のものに交換してみようとしたところ、かたすぎて全く外れない事に気づきました。
どうやら、Shure イヤホンを購入した人の多くが最初に直面する問題の一つらしい。
プラ製なので下手に力を入れるとノズルごと折れる可能性があるため、非常に難儀しました😰
イヤーピースをノズルの根元側からねじりながら取った方もいるようですが、下手に横方向の力が加わるとノズルが折れる可能性があるように思ったので、僕は脱着方向にのみ少しずつ力を入れて取る方法で何とか外す事ができました。
指のツメでノズルを挟むようにしてゆっくり…ゆっくり…と引き抜いていき、何とか外すことができましたが、毎回これでは困る….😰
そこで、ノズルにグリスなどの潤滑剤を塗ってから、イヤーピースを取り付けてはどうか?と考えたワケです。
適切なグリス選び
ということで、グリス選びの要件ですが、
- 塗るのがプラ製ノズルで、取り付けるイヤーピースもプラやシリコンが普通なので、なるべくこれらの材質を傷めないもの
→ イヤーピースはもともと消耗品なので、それほど気にする必要はないかも。 - もし耳の中や肌に付着しても問題が起きにくいもの
- 低価格でシンプルなもの
- できれば他の用途にも使えるもの
これらの条件から、僕は白色ワセリンをチョイス。
ノズルへの塗り込み
グリスアップする前 ↑
グリスアップした結果 ↓
ノズル内にワセリンが入らないように注意を払って、薄く塗っていく。
指だと難しいので、爪楊枝を使いました。
綿棒にワセリンを絡ませてから塗布するアイディアも良いと思いますよ。
この直後、イヤーピースをはめ込んでみると、非常にスムーズ。最初の硬さがウソのよう。
また、対策後から1週間して再度イヤーピースの着脱を試してみましたが、非常にスムーズなのは変わらず。
脱着がスムーズになり過ぎると、耳からイヤホンを外す際にイヤーピースが耳の中に残ってしまう可能性があるので、ワセリンの塗布量は少なめがよいと思います。
上の画像はむしろ少し付けすぎかもしれない😓
白色ワセリン、他の用途は?
今回白色ワセリンをチョイスした要因について、
まずワセリンは石油を精製して作られるものですが、精製度が高く、肌に触れても安全。
ハンドクリーム代わりに
リップクリーム代わりに
マッサージクリーム代わりに
花粉症対策に、鼻の穴の周りや、内側の粘膜に塗布
などなど、さまざまなシーンで使用可能😀