ゼンハイザーMOMENTUM True Wireless 3 レビュー

オーディオ

ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン、Momentum True Wirelessシリーズの最新作が発売されたので買ってみた。

このレビューでは僕が所有しているMomentum True Wireless 2 (以下TW2)と、
CX Plus True Wireless(以下CX Plus)との比較(2機種をあわせて「前機種」と呼ぶ)が主となっているのでご了承いただきたい。

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アマゾン限定カラー

今回はAmazon限定でグラファイト(Graphite)というカラーがリリースされるというので、何となく選んでみた。
ブラックもシックでカッコいいので全然問題ないのだが、せっかくなので。

ブラックは全面がマットな質感で硬派な感じ。グラファイトはタッチセンサー部分の外装にやや光沢感があり、黒光りしているような感じ。実物はそれほどギラギラしてないので、これもある意味ブラックといえばブラックだ。

外観

ケースの比較。左からTW2、CX Plus、TW3

TW2より少し横幅が狭く、高さはほとんど同じ。USBケーブルの挿入口が全面に変更になっている。

イヤホンユニットの比較。左がTW2、右がTW3。
TW3ではステム(ノズル)が太くなり、全体的な形状がスクエア型に変わっている。

装着感についてはほとんど変わらないが、TW3のほうが若干大きいようなのでフィット感も向上したように感じる。

アップデート

すぐに使用開始することもできるが、まずはソフトウェアのアップデートをする。

※付属の取説によるとまず充電をせよとのことだが、ケースを開けてもLEDランプがつかなかったので、残量ゼロかある程度充電しないと使用開始できない仕様で出荷されているのかもしれない。
僕の場合は数十分充電したら緑ランプがついたので、実際は半分くらいか多少のバッテリー残量があったのかもしれない。

前機種までと同様、アップデート中はイヤホンをケースに入れてはいけないので、バッテリーは満タンにしておいたほうがよい。

また、スマホの充電がある程度(50%以上とか?)ない場合は充電中であってもアップデートを始めることができないので注意。

▲スマホとのペアリング後、位置情報をONにしてアプリがデバイスを検知できるようになる

アップデートはスマホの機種などにもよるかもしれないが、僕の場合は20~25分ほどでアップデートが完了した。

ノイキャン、外音取り込み

ノイキャンについては、周囲の騒音レベルに合わせて強度を自動調整するアダプティブ・ノイズキャンセリング(ANC)搭載されたということだが、正直に言って現在のところあまり体感はないので、しばらく使用して気づいた点があれば改めてレビューしたいと思う。

ノイキャンの強度としては、これまでの伝統どおり最低限という印象で、場面によってはON/OFFの区別がほとんどできないくらいの程度だ。
ノイキャンを重要視する場合は、やはりこの機種ではくソニーWF-1000XM4などノイキャンを売りにしている機種が向いているだろう。

これは機能が乏しいということではなく、前機種のレビューでも触れたように、製品のコンセプトとしてあくまで音質を最優先しながら、ノイキャンはイヤホンそれ自体の物理的な耳栓としての効果を主としている点を理解する必要がある。
TW3で急にノイキャンが強力になったという印象は全くないので、この伝統を受け継いでいると解釈している。

ただしTW2と比較してみると違いを感じる部分もあった。
TW2のノイキャンではわずかに空気感が窮屈に感じられるが、TW3では主に低音部分が低減されている感じが分かり、TW3のほうが自然な消音だ。

また、ノイキャンに風切り音を低減するモードが追加されたのだが、これについては明確な体感が得られた。本体のみで風切り音低減のON/OFFは切り替えられないので、アプリを使用する。

外音取り込み(トランスペアレント・ヒアリング機能)についても前機種までと大きな変化はないが、わずかに自然さが向上したように思う。コンビニなどでレジ対応をする程度であれば全く問題を感じないので、有効に機能する。

また、アプリで取り込み音量が調整できるようになったのだが、場面によっては音量を上げるとノイズも拾いやすくなるため、結局はデフォルトの中間レベルで十分と感じた。
ちなみに、デフォルトのレベルであればホワイトノイズはほとんど、というか全く無い。

音質

TW2 や CX Plus からの進化を感じる。

ながら聴きや屋外での使用では大きな違いが分かりづらいとは思うが、全体的により音の輪郭がはっきり聴こえるようになった感じがする。

それぞれの音が少し前に出てきてより明瞭になり、しかし窮屈になることはなく広がりは感じられる。これにより、気持ち音量も少し大きく聴こえる。

TW2に比べより自然で、音のエッジがより明確になり、かつ臨場感もある。

僕はCX Plusの購入レビューではTW2と同等と述べており、今でもその感想に概ね変化はないのだが、TW3 はこれらより「ちょっと上」という感じがした。

ネットの評判を見ていると各所で絶賛?されているようだし、ここでもただ褒めちぎっていると胡散臭いので補足しておくと、「前機種と全然違う!」とか「超進化!」「マストバイ!」「最強!」とかのような感情はなく(オーバーな言い方は避ける)、順当な進化といった印象だ。

毎日TW2 や CX Plus を気分で使い分けている僕の感覚では、これら前機種たちが持っている基本的な音の雰囲気はTW3でも継承されているので、先程も言ったように人によって、シーンによって大きな違いを感じない可能性があるし、店頭での視聴でも違いを感じにくい可能性も大いにある。

個人的には、TW2 や CX Plus からの進化はたしかに感じられるので、気になる方はぜひ体験してほしい。

【6/24追記】Amazonでは発売後から欠品が続いていたが、6/24現在は少数入荷している模様。

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