IMAXで映画を見た感想

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ジブリの最新作「君たちはどう生きるか」を公開2日目に見てきた。

久々の映画、最近は大人の基本料金が2,000円を超えておりますます敷居が高くなっている感じがするが、せっかくなのでIMAXというハイグレードな上映形式(2,500円)で見ることにした。

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IMAXの特徴

実際に映画が始まる前にIMAXのデモンストレーション的な映像が上映されるのだが、IMAXの特徴は次のようなものだ。

  • シャープネス
  • 明るさ
  • コントラスト、色彩
  • 12chサウンド

サウンド以外、すべてに共通するのは旧来の映画にあったような「スクリーンに映し出している感」がかなり軽減されていて、巨大な高性能テレビ画面を直接見ているような感じだった。

しかも通常より大きなスクリーンで、隅々まで映像が映し出されるので閉塞感がないのは良かった。

IMAXもスクリーンへの映写ではあるのだが、レーザーを使って高品質な映像を実現しているらしい。

シャープネスやコントラストと言ってもピンとこないかもしれないが、旧来の映写にあった独特のぼやけ、にじみ、色褪せなどが無いという感じだ。

サウンドについては正直あまり違いがよく分からなかった。上映前のデモンストレーションでは飛行機がこちらに向かって飛び立つ映像とともに轟音が流れ、「これ以上は不快だ」というギリギリのところまで大音量で絶妙な迫力のあるサウンドが体験できて驚いたのだが、映画が始まってからは音によって迫力を感じる場面は(あるにはあったが)少なかったように思う。

おそらくアクション映画とかだと音による演出が多いと思うので、映画によって効果の程度が違うのかもしれない。

どの席が良い?

結論から言えば、横軸(左側・右側)は中央あたりが望ましいのは当然として、縦軸(前列・後列)正前列はあまりおすすめしないが、中盤以降はどこでも問題ないと思う。旧来の映画と同じ感覚でもいいし、気持ち後ろ側(なんなら最後尾付近)をとってもいいだろうと思う。

今回はスクリーンが大きいことは事前に知っていたので、敢えて一番うしろの席にしてみたのだが、まったく問題なかった。思った通り画面が大きいので後ろすぎる・遠すぎるという感じは全くなく、劇場自体が広く作られていて後ろほど傾斜が多少大きくなっているので前の人の頭が邪魔になるような感じは無かった(IMAXは劇場全体の作りもプロデュースされているようなので、劇場による違いはほとんど無いのではないかと思う)。

サウンドに関しては、もしかするとスピーカーの位置の関係で一番うしろだと最大限のメリットを得られない可能性はあるが、音がこもった感じや違和感などは特に無かった。

自分が実際に視聴した回は、映画公開2日目・上映当日2時間前の時点で以下のような予約状況だったのだが、中央付近が人気あるのは当然として、中盤より後ろ側も普通に埋まっていた(このあと一番うしろまでほぼ満席になった)。

IMAXで見る価値、ある?

結論を言えば、+500円(映画館による)の価値観は人によるのだが、

通常のチケットを買うか、IMAXのチケットを買うかで迷っている人には、個人的には次のような判断基準をおすすめしたい。

IMAXをおすすめする人

  • 高画質であるほどいい、音がリアルなほどいい
  • 音が大きくても問題ない、迫力優先
  • 後方の席でも遠く感じない大型スクリーンがいい

IMAXをおすすめできない人

  • 上記について一切興味がない(観れればそれでいい)
  • 音が大きいのが苦手

基本的には迷うくらいならIMAXにすれば良いと思うが、音が大きいという点は要注意。人によっては耐え難いレベルに迫力がありすぎる場面もあると思うので、そういった心配がある人はやめておいたほうが良いだろう。

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