パイオニア SE-CH3T をレビュー! 低価格だがコスパはどうか?

オーディオ

Pioneer(パイオニア)のエントリークラスの大衆イヤホンとして人気を博しているSE-CHシリーズ。
先日も CH3T、CH5T、 CH9T、の違いについて試聴レビューをしましたが、
想定外にCH3T が面白い音を鳴らしていましたので購入してみることにしました。

関連記事:パイオニア SE-CHシリーズ3種を聴き比べてみた

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プレビュー

画像はクリックで拡大できます。

扉付きパッケージになっており、パカパカしないようにマグネット埋め込まれているといるという謎のこだわりっぷり。
パッケージや同梱物は価格なりで、豪華さはありません。
プラグはL字。ケーブルは一般的な安価品にあるようなPVCっぽいもの。


L/R は分かりづらいですが、マイクがついている方が L です。

 

 

 

 

 

 

 

ハウジングはアルミですので安っぽくは無く、とても軽い。
ステム外径は6mm。 ハウジング外径は6.8mm です。

音質について

結論から言いますと、Amazonの商品ページに掲載されている、「PHILE WEB(ファイルウェブ) プロによる商品レビュー」の通りでした。
このレビューは、よくあるような自称プロの意味不明なオーディオポエムではなく、要点がしっかりまとまっています。

同意できる!と思った部分を引用します。

  • 本機の武器は2つ、ずばり「シャープでクリアな高音」と「重量感ある低音」
  • シンバルのような金属の響きをシャープに、それでいて耳に刺さらないよう抑えながら伸ばしてくれる。
  • 上の帯域を邪魔しない引き締まった低音

この3つです。要約するとこうなりますね。

そして、

グラフェンコート振動板は、クリアな音、細かな音の変化にも反応する反応性、そして高音の伸びを特徴として、いくつかのメーカーで採用されている。

ということで、本製品の特徴は このグラフェンコート振動板という素材によるものである可能性が考えられます。

 

個人的なレビューは以下の通りです。

音は近め。いわゆる音場(広がり、立体感)というのは広くないです。
クリアな方ですが、中音域を中心にボヤけた感じがするというか、特定の音・帯域がピークにならないようにマスクされた感じがあります。こもりとは違いますので、表現が難しいです。
解像度の高いイヤホンを体感した後だと気になるかもしれませんが、全体的にはよくまとまっていますのでマイナスポイントに挙げるほどではありません。

その代わり刺さりはほぼ無く、全体的に穏やかなので聴きやすい方です。中~高音域を調整してよりクリアに仕上げると、バランスに近づいていきます。
僕は中音域~高音域にかけて段階的に上げていき、若干の尖りをつけるイコライジングをして完璧になりました。

ほかに特徴的なのは高音域で、特にシンバルの音がリアル
良い意味での独特のシャリつき(刺さりとは全く別モノ)があり、
ハーフオープン・ハイハットのシャーシャーという音、クローズド・ハイハットのチキチキ音、ライドシンバルの煌びやかさや金属感、クラッシュシンバルの広がり方など、全体的にシンバルの音がリアルに楽しめます。
金属音にはとても合うイヤホンかもしれません。

この他にも、近い音… たとえばボーカルのかすれ部分、スネアのジャリっとした音(スネアドラムの裏側についているスナッピーの響き)とかですね。

聴く楽曲によって、気づきがあると思います。

低音は必要十分な量が鳴っていて、引き締まった音がしているのでボヤけていません。重低音が必要な楽曲も、小さいハウジング、ドライバーにしては十分なクオリティで聴けます。けっこう自然な低音ですね。

結論

わずかに輪郭がぼやけた感じがあるなど、褒めちぎるほどではありませんので、1万円台の製品に対抗できるか?と言われるとNOですが、尖っていない分聴きやすく、高音域の独特なシャリ感が楽しめる個性があります。僕はこの点がとても気に入りました。
3,000円以下でこの音、という観点で考えればコスパはとても良い方だと思います。

低価格帯で良さそうなイヤホンを探している人には、とりあえず聴いてみて欲しいですね。
個人的には、ワンランク上位の SE-CH5T よりオススメです。

パイオニア SE-CHシリーズの価格推移
パイオニア Pioneer SE-CH9T の価格推移 2017年末頃から時間をかけて少しずつ下がり、2018年末頃からは8,000円前後で安定。コラボモデルの発表後に少し値上がりする場面も。 パイオニア Pioneer...

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