いわゆる中華イヤホンで、評判の良さそうな開放型(インナーイヤー)イヤホンがあったので購入しました。
プレビュー
パッケージは簡素です。
ポーチのほか、イヤーパッドが黒2セット、青1セット、赤1セット。
なぜかイヤーパッドが手厚く添えられています。
ルックスは、一昔前によく使われていた開放型イヤホンの形状そのままです。
プラグが斜めになっている点以外、特に目立った特徴はありません。
ケーブルは割となめらかで、べたべたした感じはありません。
プラグ
プラグが斜めで喜ぶ人が果たしてどのくらいいるのか…
ほとんどの人がこの点の耐久性が気になると思いますが、強い力を加えなければ、まぁ大丈夫でしょう。
音について
箱出しの時点で、本来の性能が出ている感じです。
開放型にしては十分な低音が出ており、ちょっと驚きです。しかも質も決して悪くなくて、楽曲の躍動感をしっかりと演出できています。
カナル型で聴けるような硬質な響きとは異なりますが、優しくほんのり、しかし確かに低音域を支えてくれている感じです。
とても好印象です。
全体的にはドンシャリ傾向はほぼ無く、安定した、バランスの良い音が聴こえてきます。聴きやすい。
ややボーカルにぼやけた印象を感じる場合がありますが、不快感を感じるレベルではありません。
音圧は若干低め。迫力が欲しい場合はボリュームをちょっと上げましょう。
この価格帯にしては非常に優秀と言えそうです。下手をすれば5,000円台あたりのイヤホンとも対等に比較できる。
価格が安いので気軽に持ち出せますし、とてもオススメできるイヤホンです。