AONIC 50を購入したからレビューする

オーディオ

新しいヘッドホン、SHUREのAONIC 50を購入した。

雑誌とかでソニーと並んで絶賛されているのをよく目にしていたので、気になっていたやつ。

高級ヘッドホンの購入は初めてなのでワクワクドキドキ。

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装着感は抜群にいい

ただ装着するだけで、ピタッとハマる感じ。個人的には音を聞く前に高級感を感じたポイントでもある。

側圧もかなり計算されているようなちょうど良さで、きつくもないし緩くもない。ヘッドホン本体の重量がややあるのが多少気になるけど、大した影響はないと思う。

装着感はおそらく最高レベルに良い。

別途レビューするヘッドホンカバーを装着すると蒸れにくく快適になった。

ちなみに見た目では下の丸で囲んだ部分が貧弱そうに見えて心配だったのだけど、実際はかなり頑丈でグラつくこともない。普通に使ってるだけならここが折れることは多分なさそう。

ノイキャン、外音取り込み

いずれも本体のスイッチで簡単に切り替えられ、反応も即時なので使いやすい。

▲上側のスライド式のスイッチでノイキャンと外音取り込み、オフを切り替える

いずれの機能もアプリで強弱を調整できるのだけど、デフォルトはノイキャン「最大(ノーマルと2択のみ)」、外音取り込みは中(細かい段階あり)だった。

ノイキャン「最大」は音への影響が少なからずあり、音の空間が少し狭くなったような、こもったような印象になってしまう。ホワイトノイズもほんのわずかだかけどある。個人的には大きな欠点とまでは思わないけど、人によっては微妙に感じるかも。「ノーマル」は「最大」の効果とデメリットを両方軽減した感じだけど、OFF時と大差がないので使用する場面があるのか謎。

「最大」でも強烈な消音というほどではなくて、エンジン音などのような低い音は結構消してくれるけど、ブザーなど高い音はやや通しやすい模様。安全性の確保と割り切れば特に問題ではないかな。

ちなみに、ノイキャンOFFの状態でもそれなりの遮音性があって、自分の声がこもって聴こえるほど。

外音取り込みは結構自然で、音への影響もほとんどないのがよい。アプリでは細かくレベルを設定できて、最大にするとヘッドホンをしていないのとほとんど同じくらい聴こえるようになる。ただし屋外だと風切り音や大きな音が

有線接続も可能

▲左側にプラグの差込口がある(2.5mm)。

個人的に購入の決め手となった要素の一つがこれ。

付属のUSB-Cケーブル、またはアナログ3.5mmケーブル(スマホとかに挿せるヤツ)で有線接続も可能。Bluetooth機能のないPCなどでも使えるのはとても嬉しい。

USB-C接続なら充電され(充電しながらBluetooth接続も可能)、アナログ接続なら本体の電源OFFで使える(電源ONにしてもBluetooth接続は不可)。

個人的には、Bluetooth時も有線時も音の違いはほぼ感じない。

ちなみに、有線接続時はノイキャンは使えない。

一つ気をつけたいのは、ケーブルの差込口側は2.5mm、音源側は3.5mmという仕様なので、ケーブルも大事に使いたいところ。

音について

初めてAONIC 50を聴いた第一印象は

低音がやや物足りないし、高音寄りか…?

という印象だった。あっさりしてて面白くはない感じとも言える。
もちろんこの時点の評価は、あくまで慣れ親しんだゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless2」の音との対比によるところが大きかった。性能の優劣ではなく。

音のイメージとしては、
フラット傾向だけど全体の重心は中くらい~やや高いところにある感じで、エッジのきいた明瞭な音。ボーカルをしっかり聴きたい人には向いている。
低音は適量という感じで、グルーヴ感などは強調されていないので、パワフルという感じではなくスッキリ聴ける音。

EDMやハードめなロックなどのズンドコする曲は迫力が出づらいけど、ノリノリになるための機種ではなく冷静な気分で音楽を聴く機種(またはモニターとして使う機種)と考えれば音楽のジャンルは選ばないと思う。

もともと中高音に特徴のある楽曲や、そういう瞬間がある楽曲ではボリュームが大きいと若干耳障りになることがあるので一瞬返品も考えたけれど…

いくつか自分のリファレンス曲(音にこだわって聴きたい曲、あるいは音の違いを区別しやすい曲)を集中して聴くうちに、

結構いいかもしれない…

と思えるようになり、本来は温かみや丸みのある音が好みではある自分だけれど、こういう傾向のヘッドホンも一つ持っていて損はないだろうということで、継続使用することに。

しばらくAONICを聴いたあとにMOMENTUM TW2を聴くと、むしろMOMENTUMがこもった音に聴こえてしまう事があるくらいだった(もちろん一時的な錯覚)ので、AONICの解像度の高さはなかなかのものなんだと思う。

そういった意味では、MOMENTUM TW2を良いと思える理由(解像度はそこそこだけど絶妙にチューニングされたノリノリなサウンド)を再認識できたのは一つの成果ともいえた。

結論

ほとんど評判どおりで、かなり良いヘッドホンだと思う。
ただし、ノリノリな音ではなくテンションが上がるかどうかは人それぞれ。
余計な装飾はいらずスッキリと音楽が聴きたいとか、やや中高音よりで解像度の高い音で聴きたいというニーズには適していると感じた。

価格は自分のような一般人からすればかなり高いのでコスパを語る意味はあまり感じないけど、1万程度のヘッドホンでは聴けない音だと思うし、こういうのを1台持ってても良いとは思う。

アンダー5万ではソニーやゼンハイザーなどいくつか有力な選択肢があるなかで、他のがピンとこなければとりあえずこれ買っておいて間違うことはなさそうな感じ。

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