自宅にある安物のドライヤーが壊れそうなので家電量販店でいろいろ見てきました。
どうせなら流行りの美容機能(イオンとか)がついている、価格高めのものを検討しようと思っていますので、下記4機種をざっくりレビューします。
とりあえず分かったこと
とりあえず店で安いものから高いものまで色々試してみて分かったことは、
「風量」の数値は割とどうでもいい
ということ。
たちえば、今回紹介する1.3㎥/分のパナソニックEH-NA9Aのほうが、1.8㎥/分とかの製品よりも風力・パワーを感じることが多々ありました。
よって、風量の大きさを考慮する意味はほぼないと感じます。
パナソニック EH-NA9A
キング・オブ・ドライヤー。ナノケアで有名。最も売れている。
発売日:2018年9月1日
重さ:約575g
大きさ:横214mm、縦228mm、幅92mm
最大風量:1.3㎥/分
見た目はややゴツいですがそれほど重く感じません。
このドライヤーの良いところは、送風口から出た風が分散せず、直線にしっかり送られているのがよく分かり、パワーを感じるところですね。
短時間で髪を乾かせるというのは本当だと思います。
騒音レベルもそれほど気にならず、耳障りな音でもありません。
イオンうんぬんは都市伝説的なところがあるので、美容効果の感じ方については個人差があるでしょう。
たくさんあるレビューを読んでいくと「サラサラになった」「変わった」と称賛する人たちがいる一方で、「まったく効果を感じない」と言う人もいますから、髪質の違い、感覚の違いのほかにプラシーボ(思い込み)もありそうです。
単純に髪を乾かす道具としてみても素晴らしい製品と感じました。

シャープ IB-HP9/IB-JP9
プラズマクラスターで有名なやつ。
発売日:2017年9月14日( IB-HP9)/ 2018年9月(IB-JP9)
重さ:約590g(2機種共通)
大きさ:横243mm、縦209mm、幅84mm(2機種共通)
風量:約1.7m³/分(2機種共通)
風量はパナソニックのEH-NA9Aよりも大きいですが、風力、パワーは同等くらいに感じます。
この製品の良いところは何といっても持ちやすさ。この点はパナのナノケアを超えます。
個人差があるかとは思いますが、持ち手が細身で、角ばっているので持ちやすい。
形状もスタイリッシュでカッコいいですね。
重さは若干ありますが、それほど気にならないレベルでしょう。持ちやすさで多少カバーされている感じもする。
IB-HP9 と IB-JP9 の違いは何なの?
見た目は全く同じで、発売日が1年違いますが、どのような違いがあるのでしょうか?
公式の仕様表を見比べると、以下のような違いがあります。
価格差がある場合は、安い IB-HP9 を選んでも全く問題ないでしょう。
- 寸法、重さ、消費電力、電源コードの長さ、美容関係の機能は全く同じ
- IB-JP9 には「セット力 20%向上」がある
※髪をSET/HOTモードで30秒間ブラッシングブローし、クセの伸び率が20%程度アップしたことから - 共通の付属品はセット用ノズル、ユニット清掃ブラシで、IB-JP9 の方はさらにスピードノズルが付属。
テスコム NIB3000
発売日:2017年11月30日
重さ:800g
大きさ:横249mm、縦238mm、幅95mm
最大風量:非公開(1.3㎥/分?)
多くの美容室で使われているというテスコム社から、Nobby by TESCOM というシリーズの高級型。
ユーチューバーを起用して宣伝しているので知っている人もいるでしょう。
静電気抑制プロテクトイオン を扱う機能を搭載。
ややデカい。そしてとにかく重い。振りながら髪を乾かしたい場合は腕が疲れそう。筋トレになってしまう。
送風パワーは良好ですが、パナソニックEH-NA9Aのほうがやや強力に感じます。
デザインは洗練されていてとてもカッコいいのだけど、毎日の使用を考えると微妙かも。
テスコム NIB2600
2019年 4月22日
重さ:約540g
大きさ:横237mm、縦223mm、幅87mm
風量:非公開
上のNIB3000の下位版。軽量化版ともいえる。
大きさは若干小さくなり、重さの方はかなり改善されているが、大きさの割にパワーは貧弱に感じました。
残念ながら、価格に見合っていないかな…というのが正直な感想。
