Windows10 のスリープ復帰問題
Windows10をアップデートするたびに、スリープが勝手に解除される現象は世界的に報告されているようですが、
特に直近のアップデート(バージョン1709)では
今までの解決方法の一つ、タスクスケジューラから該当する再起動スケジュールを無効化するという方法が使えなくなった模様。
(何故Microsoftはこんなユーザーに迷惑をかけたがるのか….心の声。)
※もしWindowsバージョンが分からない場合は、
キーボードのWindowsキー+Rキー で「ファイル名を指定して実行」が出せるので、
「winver」と入れて実行してみてください。
解決するには、どの設定を見直せば良い?
今回紹介するのは
記事タイトルは
“How to permanently stop Windows 10 reboots after installing updates”
つまり、
”Windows10のアップデートをインストールした後に発生する再起動を永続的に止める”
です。
全編英語なので、翻訳・要約した内容を紹介したいと思います。
※意味がぶれない程度に意訳している部分があります
※Microsoft社の公式見解ではありませんので、実行にあたっては各自の自己責任となります。
補足は私が独自に付け足しています。
1. コントロールパネルを開く。
2. 「システムとセキュリティ」>「管理ツール」>「タスクスケジューラ」を開く。
3. タスクスケジューラの左側で、ライブラリ>Microsoft>Windows>UpdateOrchestrator を開く。
4. 『Reboot』というタスクが表示されるので、右クリックで無効化する。
一度この Reboot タスクを無効化すれば、Windows10 をアップデートしても自動的に再起動することは無くなるでしょう。
ユーザーの中には、Windows10 が自動的にタスクを再有効化すると報告している人もいるので、以下の方法でそうさせないようにできます。
1. エクスプローラーで、以下のフォルダーを開きます。
C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\UpdateOrchestrator
2. 拡張子のない「Reboot」ファイルを「Reboot.bak」に変更する。
”BAKファイルは、多くの場合、拡張子を単純に「.BAK」に変更しただけのファイルとなっている。BAKファイルを復元用のファイルとして用いたい場合には、「.BAK」を元の拡張子に変更すればよい場合が多い。“
Weblio辞書より引用
3. 空のフォルダーを作成し、「Reboot」と名前をつける。
この手順により、Windows10 が新たに「Reboot」タスクを自動生成することを防ぎ、勝手にコンピューターを再起動することを防げます。
もし気が変わったら、Reboot フォルダーを削除し、Reboot.bak ファイルの名前を Reboot に戻せばOK。
以上!