先行販売後から一部で話題になっていたのをSNSで見つけ、目をつけていたイヤホンです。
今回 8/28発売ということで、見た目も好みなので eイヤホンネットショップで予約購入しました。
イヤホンを予約購入するなんて人生初のことです。
「intime 碧」は「アンティーム ソラ」と読むようですね。
群馬県のメーカー、オーツェイドが自信をもって送り出すというこの商品、見ていきましょう。
プレビュー
画像はクリックで拡大できます。
パッケージは結構シンプルです。付属品もイヤーピースのみ。
豪華な製品はもちろんよいですが、このように潔く余計なものをカットしているのも好印象です。
全体的に簡素な分、価格のほとんどがイヤホン本体の価格であると考えるとイヤホンそのものに期待が持てます。
先行販売ではポーチがついていたようですね。
※写真の冊子は販売店のeイヤホンが同梱してくれたフリーマガジン。
ハウジングは小ぶりで可愛く、クリアボディになっている部分はカッコいいですね!
金属部分は真鍮素材です。
ステム外径は 6mm ほど。太めです。
付属のイヤーピースは傘が高めなので、装着方法も含めて耳に合うかしっかり確認して、本来の音を聴けているのかどうかを確認したほうがいいですね。
初代「碧」は音質の評判は良かったものの重くて(25g)装着に難があったようですが、今回の「碧-Light」では大幅に軽量化されています(16.4g)。
碧Light については、装着中に落ちることは全くありません。
ケーブルはよく見ると溝が入っていて手触りも若干サラッとしていますが、絡み防止効果を期待できるほどではありません。
ただ、ゴムケーブルよりは遥かに良いのでちょっとした配慮と考えると、マイナスよりむしろ嬉しいポイントです。
音質について
ポップス、ロック、HR/HM、EDM などで試聴。
初代「碧」は持っていませんので、比較ではなくあくまで単体でのレビューとなります。
箱出しの時点での第一印象は、パワフルで、元気なサウンドです。
低音、中音域、高音域すべてがちゃんと鳴っているイメージ。いわゆる解像度が高いというやつですね。かなりクリアです。
性質としては、中音域がやや強調されたフラットに聴こえます。ボーカルは近く感じます。
低音は音によりますが、EDMなどの、もともとヘビーでアタック感の強いバスドラムがある音楽だと、若干鳴りすぎる場合がります。
ポップスや軽めのロックなどでは、グルーヴをしっかりと引き出してくれますね。
高音域を注意深く聴いてみると、可聴域に寄せているためか(公式ブログの記述より)、煌びやかさはそれほど感じません。特に語るべき特徴がないというのが特徴かもしれません。モニターっぽさがあります。
元気な音を鳴らす半面、少し驚いたのが、静かなパートでかすかに鳴っている音もしっかり拾ってくれて、新たな気づきを与えてくれる一面もありました。表情豊かで、面白いです。こういったイヤホンの「面白さ」は結構重要。
以上、
総括すると、パワー系フラットイヤホンです。
再生環境によるかもしれませんが、音圧(音量)が十分取れるので、普段よりも小さめの音量でまず聴いたほうがいいと思います。