以下エラーでフォルダが削除できない場合の対処法です。
ディスクチェックなども有効かもしれませんが、まずはこの方法で削除ができないかどうか確認するとよいでしょう。
エラー内容:「指定されたファイル名は、無効かまたは長すぎます。別の名前を指定してください。」
1. コマンドプロンプトを開く
キーボードのWindowsキーを押しながら、Rキーを押します。
「ファイル名を指定して実行」ウインドウが開きます。
「名前」欄に cmd と入力してOKを押します(EnterもOK)。
コマンドプロンプトが開きます。
2. コマンド入力
フォルダを削除するコマンドとして、下記を入力し、Enterキーを押します。
rd フォルダパス /s
rd の直後と、フォルダパスの直後は半角スペースが入りますので注意。
rd(+半角スペース)まで入れた後に、フォルダパスを貼り付け(Ctrl+V)するとよいでしょう。
その後にもう一度半角スペースを入れ、/s の入力でOKです。
フォルダ「パス」って何?
PCのなかで、そのフォルダやファイルがどの位置にあるのかを示す記述です。
英語だと path なので、パスワード(pass)の事ではありません。
フォルダは「ディレクトリ(階層)」とほぼ同じです。
たとえば、E:ドライブ の直下にある「xyz」というフォルダのパスは
E:\xyz となります。階層の区切りには「\」を使います。円マークですが、環境によってしばしば逆スラッシュになることもありますが同じです。
深い階層にいくほど、パスが長くなります。
さて、パスはどうやって確認すればよいのかというと、
フォルダーを開いた状態で、エクスプローラ上部の階層が表示されているところを右クリックすると、「アドレスのコピー」「アドレスをテキストとしてコピー」が選択できます。このアドレスというのがパスなので、簡単にコピペすることができます。
さて、コマンドを入れた後に Enter をすると以下のような感じになります(上の画像と同じです)。
内容をよく見て、消したいフォルダーパスで間違いないことを確認し、Y と入力してEnter します。
間違ってしまった場合は N でもよいですが、コマンドプロンプト自体を一度閉じた方が良いかもしれません。
正しく実行できても「できました」などは特に何も表示されませんが、
実際にフォルダーが削除できていることを確認してください。