まず気になるのは音質に劣化がないか、音量の減少がないかどうかだ。
Amazonなどで様々な製品レビューを読むと、音質が下がった、音量が下がったという低評価が散見されるが、本製品はどうなのか。
結論、使い始めてから今のところ問題はなく、直差し・延長ケーブル差しで比べてみても違いは判らなかった。
本製品は
信号の歪みの発生や伝送ロスをを抑える、高純度99.99%の銅線(OFC)を採用
とのことで、これはどういう事かというと、
ケーブルの中心にある芯線に導電率が高い銅が使われていて、その銅の中でも特に導電率99.96%以上の場合だけに謳うことができるOFC(無酸素銅)が使われているということ。
ケーブルにおいてOFCは特段珍しいものではなくスタンダードだが、芯線の素材について何も書かれていない製品もあったりするので一応見ておいておくことに越したことはないだろう。
余談だが、まれに「イヤホン内蔵のマイクが機能しなかった」というレビューがあるが、これは4極プラグに対応していない延長ケーブルを使用してしまっていることが原因。
マイク付きイヤホン(またはヘッドセット)は一般的に3極プラグが二又になっている(マイク、イヤホン)か、または4極プラグ1本になっている。
もし4極プラグの場合、PCやスマホなど音声出力を行う側の機器の端子が4極に対応していなければマイク入力が使えないのだ。
延長ケーブルについても同様で、4極プラグに対応しているケーブルでなければマイク入力はできない。
4極プラグは4極であると表記されることが多いが、3極については何も記載されないことも多いと思うのでしっかり確認して購入しなければならない。
マイク付きイヤホンなどを使う予定がない(3極プラグしか使わない)場合でも、4極対応の延長ケーブルを使っても問題ない。